2020-02-19 第201回国会 参議院 資源エネルギーに関する調査会 第2号
まず、日本原子力研究機構の幌延深地層研究センターが、昨年、研究期間二十年程度の約束を破ってといいますか、約十年の延長を申し入れることとなりました。深地層研究所計画が失敗したということになると考えるんですが、このことについてどう考え、今後どうしていくのかというのを最初にお伺いします。
まず、日本原子力研究機構の幌延深地層研究センターが、昨年、研究期間二十年程度の約束を破ってといいますか、約十年の延長を申し入れることとなりました。深地層研究所計画が失敗したということになると考えるんですが、このことについてどう考え、今後どうしていくのかというのを最初にお伺いします。
特に吉野委員長におかれましては、きのうとおととい、私と一緒に北海道の泊原発と幌延町の深地層研究センターに御一緒させていただきました。地下三百五十メートルまでおりまして、そこで行われている放射性廃棄物の地層処分に関する研究に理解を深めさせていただいたところでございます。
地層処分について北海道の幌延深地層研究センターに、核燃料サイクルと再処理については福井県敦賀市にある「もんじゅ」と青森県六ケ所再処理工場を視察してまいりました。どちらも稼働には程遠く、いまだ道半ばでしかありません。原発の再稼働を進めるというのなら、まず最終処分をどうするのかと、その場所を決めるべきではないでしょうか。 小渕経済産業大臣に伺います。
具体的には、核燃料サイクル開発機構において、平成十三年四月に幌延の深地層研究センター、平成十四年四月には瑞浪の深地層研究所を開所させて、日本の代表的地質である堆積岩、これは幌延でございます、それから花崗岩、これは瑞浪でございます、そこにおける最終処分の研究開発を実施してきております。